01 · 天の川
銀河中心天の川
七月中旬から九月初めまで、射手座の腕が 22 時を過ぎて南東から上がります。月明かりのない夜は、ダスト・レーンまで肉眼で見え、ドブsonian の接眼レンズを覗くと、まるで柔らかい霧のように広がります。
Hoshimachi‑sha星待舎
今夜 · 薄明の回 19:40 · 残り 3 席
阿智村 · 長野県 · 「日本一の星空」
· · · 天候判断: 一日を通して曇天が見込まれる場合、前日 17:00 までに中止のご連絡をし、全額をご返金いたします。 21:08 · 阿智村
第二節 · 夜の時刻帳
ご案内は星野さんがベンチでいたします。薄明の回は西の稜線に最後の光が落ちる頃に始まり、深夜の回は空が完全に暗くなり、天の川が頭上を通り過ぎる時刻から。
日没 → 天文薄明終了
天文薄明終了 → 23:30
¥7,500 大人 · ¥4,500 中学生以下。ベンチでの甘酒またはココア付。
90 分 · 定員 8 名
第二節の二 · 月の時刻帳
下の位相はページを開いた瞬間の時計から算出しています ― 更新すると今日の暦に書き換わります。新月の前後は真っ先にご注目を。月が欠け始めた一週間が、天の川にとって一番の味方です。
° 新月 ― 天の川ウィンドウ ◐ 盈 (満ちる) ◑ 虧 (欠ける) • 満月 ― クレーター巡り
第三節 · 見えるもの
薄い月が出た瞬間、惑星が視野に入ってきた瞬間、ペルセウス座が東の稜線で火球を散らした瞬間 — その夜のご案内は書き換わります。一年を通して、私たちが特に狙う対象は次のとおりです。
01 · 天の川
七月中旬から九月初めまで、射手座の腕が 22 時を過ぎて南東から上がります。月明かりのない夜は、ダスト・レーンまで肉眼で見え、ドブsonian の接眼レンズを覗くと、まるで柔らかい霧のように広がります。
02 · 惑星と月
春と秋の夜、土星の環はいつも子どもたちを黙らせます。月が昇っている夜は、20cm ドブsonian の視線を明暗境界線 — 「夜と昼の境目」 — に合わせ、クレーターを一つずつ歩いていきます。
03 · 流星群
睡眠を削る価値のある二つの群。ペルセウス座流星群は 8 月 12 日頃、放射点が北東で一時間あたり最大 60 個。ふたご座流星群は 12 月 13 – 14 日に極大 — ゆっくり、明るく、ときに色を残し、冬のコートでも寒さを忘れさせます。
04 · 星団・星雲
プレアデス星団 (すばる) は暗順応する前でも肉眼で見つかります。アンドロメダ銀河は肉眼では淡い雲のような滲み、秋の夜には望遠鏡できれいな円盤に。赤い灯を消して二十分、目を開けて、もう一度見てみてください。
05 · オーロラ
地磁気嵐が強い晩は、オーロラ帯が本州中部にまで降りてくることが、十年に数回あります。Kp 指数が 7 を超え、晴天が見込まれる晩は、ベンチの皆さんにメッセージを一斉配信します。約束はできませんが。
06 · ISS とイリジウム・フレア
週に数回、国際宇宙ステーションは長野の上空を横切ります。セッションの時間帯に重なるなら、お声がけします — ゆっくり、明るく、等速で、音もなく、東から西へ動いていく光点です。
第三節の二 · 流星群の一年
ZHR (天頂 hourly rate) は、放射点が天頂にある暗夜で観測者が一時間に見られる数 — 阿智 (36° N) では実際にベンチから見える数は下回ります。シーズン中に私たちが予定を組むのはこの八つです。
| 流星群 | 極大 | 期間 | ZHR | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| しぶんぎ座流星群四分儀座流星群 | 1/4 | 1/1–6 | 110 | 六時間の鋭い極大。寒く、暗く、夜が長い夜。 |
| こと座流星群こと座流星群 | 4/22 | 4/16–25 | 18 | 春の風。ときおり明るい火球を残します。 |
| η みずがめ座流星群η みずがめ座流星群 | 5/6 | 4/19–5/28 | 50 | 放射点は東の低空、日の出前。尾を引きやすい。 |
| ペルセウス座流星群ペルセウス座流星群 | 8/12 | 7/17–8/24 | 100 | 夏の主役。ベンチも暖かく、家族向き。第三の極大夜を毎年カレンダーに加えています。 |
| オリオン座流星群オリオン座流星群 | 10/21 | 10/2–11/7 | 20 | ゆっくり、ときに淡いオレンジ。二段に極大。 |
| しし座流星群しし座流星群 | 11/18 | 11/6–30 | 15 | 三十三年ごとに嵐 (次回 2099)。普段は静かに、そして速く。 |
| ふたご座流星群ふたご座流星群 | 12/13 | 12/4–17 | 120 | 遅く、明るく、色が残る。一年で最も信頼のおける群。毛布の夜。 |
| こぐま座流星群こぐま座流星群 | 12/22 | 12/17–25 | 10 | 冬の静かなコーダ。ベンチで眠れない夜に。 |
第四節 · 小屋と道具
2014 年、星野さんがこの小屋を建てて、20cm のドブsonian を運び込んだのが最初の一年。前面のベンチには低い腰掛けが八脚と、甘酒のサーモスがひとつ。小屋の裏手を二十歩歩けば、もう空だけが広がります。
小屋の中には長いテーブルと、赤い灯のパラフィンランプ、一晩中温かいやかん。十五分のブリーフィング — 赤色灯のマナーと、今夜どこを狙うか — を済ませてから外へ出ます。
― ベンチにて · 星野
第五節 · ご注意
販売の条件ではありません。八名と一台の望遠鏡が、静かな九十分を過ごすためのローカル・ルールです。
瞳が完全に開くまでに約二十分を要します。白色の光 — 例えばスマホのライト — は、視野に入る全員の暗順応をリセットしてしまいます。
阿智は高地で乾いていますが、空は移ろいます。一晩中曇天が見込まれる場合、セッションは中止いたします。
第六節 · アクセス
小屋は昼神温泉鄉の集落の上、阿智村の山の襞の奥にあります。JR 飯田線が谷を下る最終電車のあと、温泉郷を走るバスは深夜の回に間に合わないため、時刻をご確認ください。
第七節 · 冬の夜
空気が最も乾く季節。オリオンが南東から登り、Sirius (シリウス) がその後をついてきます。天の川は薄い帯になりますが、星座の星々は画鋲のように鋭く並びます。
寒さは「シーイング」を整えます — 空が静止し、星は瞬かず、接眼レンズはクレーターの上で静かに止まります。この季節、阿智村は天体観測者のあいだで本物の評判を取り、星野さんは深夜の回を三十分延長することがあります。
一年で最も信頼のおける流星群。12 月 13 日の夜に極大、ピーク時で一時間あたり 100 個。ゆっくり、明るく、しばしば緑や赤の残光を残します。
天文薄明の終了は 18 時、始まりは翌 5 時 — 十一時間近い、透明で冷たく安定した空。一年で最も長い夜が、最も長いセッションを可能にします。
四月下旬から、眼下に見える桃畑がピンクと白に染まります。春の薄明の回にお越しのお客さまは、一時間早く来て果樹園を歩くのがよろしいかと。
第八節 · ご予約
八席は小さな数で、空は毎晩変わります。ので、ご予約は私たちの手元に留めています。セッション名とお人数をお書きください — ベンチの空き状況、天候の見通し、お支払いのご案内を記したお返事を差し上げます。